冬山での遭難を想定した救助訓練が、16日青森県弘前市の岩木山で行われ、参加した警察や消防が捜索の手順を確認しました。岩木山百沢スキー場で行われた訓練には、警察や消防、日赤岩木山パトロール隊など7つの団体から51人が参加し、冬山で遭難したスキー客が足の骨を折り身動きが取れないという想定で行われました。訓練では、捜索隊が電波で位置が確認できる装置ビーコンを使って遭難者を発見したあとけがの応急処置から引き上げまでを行なって救助の手順を確認しました。また冬山の救助活動では雪崩の危険性が伴うため、参加した人たちは、崩れやすい雪の層の調べ方などについても学んでいました。
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